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丸山敬太の徒然なるままに vol.7

2022年03月30日

丸山敬太の徒然なるままに vol.7

サクラ!サクラ!

 

三月ももう終わりである。花冷えという言葉が本当にぴったりで、しんとするほど、冷えている真夜中の窓の向こう側には、怖いくらい静かな、満開の桜の花が佇んでいる。

 

僕の家の前は緑道で、そこにある桜並木のおかげでこの時期は窓中に花が拡がる。この景色が一番のお気に入りで引っ越しを決めてから、3度目の春だ。。。

 

今年に入ってから、まだ3ヶ月しか経っていないのに、本当に沢山のことがあった。
うれしいことや、幸せなことと、おんなじぐらいに、苦しいことやしんどいこともあったな。。。


哀しいお別れも幾つか。。。

 

それでも、ほんの数週間前まで、ただの黒々として枝でしかなかったのに、毎年忘れることなく、美しい花を咲かせる、桜の樹のように、人生もまた、しんどい事の先には必ず忘れずに花を咲かせるのだと信じている。

だからこそ人はみな、この花を見上げると、色んな想いがこみあげてくるのだろう!!

あと1週間もたたずに、潔く散っていく、儚くて強い、今年の桜を、精いっぱい楽しみたいと思う。